お知らせ

「シリーズ立ち行かないわたしたち」新シリーズ立ち上げのお知らせ




KADOKAWAコミックエッセイ編集部は新シリーズ「シリーズ立ち行かないわたしたち」を立ち上げました。
シリーズ第1弾として2023年2月16日(木)に『わたしが誰だかわかりましたか?』(やまもとりえ著)、『母親を陰謀論で失った』(ぺんたん原作、まきりえこ漫画)の2冊を同時刊行します。

「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について
「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。





『わたしが誰だかわかりましたか?』
■あらすじ
海野サチ、42歳、先日シングルマザーになった。42年間まじめにコツコツ誰にも迷惑かけずに生きてきたのに、手元に残ったのは親身になってくれぬ友人と、反抗期の息子と、その息子を養うための仕事だけ。そんなある日、サチは仕事の集まりで同じくバツイチ子持ちの男と出会い意気投合する。男とメールをするうちに恋に落ちていくサチ。しかし男は仕事と育児を理由に会おうとせず、サチはSNSなどで調べ始めるのだが…。
40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人…平凡な物語はやがて、予想を覆す結末へ。「人を信じること」の意味を問いかける、最後の1コマまで先の読めない衝撃のセミフィクション。

書誌情報
『わたしが誰だかわかりましたか?』
著者:やまもとりえ
発売:2023年2月16日(木)※電子書籍同日配信
予価:本体1,350円+税
ISBN:9784046821805
発行:株式会社KADOKAWA

著者プロフィール
やまもとりえ
鹿児島県出身のイラストレーター。長男(天パ)、次男(貫禄)、4つ年下の旦那さん(なで肩)、猫のトンちゃん(ガリガリ)と大阪でのんびりと暮らしている。著書に『Aさんの場合。』『Aさんの恋路。』『お母さんは心配症!?』『今日のヒヨくん~新米ママと天パな息子のゆるかわ育児日記』『本当の頑張らない育児』『30歳女子、ネコを飼いはじめました。』『ねこでよければ』『わたしは家族がわからない』がある。






『母親を陰謀論で失った』
■あらすじ
「2020年春。新型コロナウイルスのまん延により、私たちの生活は大きく変わった。それは生活だけでなく、強固だった人間関係にも影響を及ぼした」。
東京で妻と暮らす息子・ナオキ、地方で父と暮らす母親・ケイコ。どこにでもいる仲の良い親子だったふたり。コロナ禍の度重なる社会不安により会えない日々が続くが、お互いを想い合って過ごしていた。しかし、ある時期から母親が怪しい動画を送りつけてくるようになり―――。
陰謀論を信じる母親に揺れ動かされる息子とその家族たち。「母親が信じる陰謀論の正体とはなんなのか?」「陰謀論を信じている人はどんな人なのか?」そして「なぜ母親は陰謀論を信じてしまったのか?」その真相に迫る過程を息子視点で描いた濃密なセミフィクション。

書誌情報
『母親を陰謀論で失った』
原作:ぺんたん 漫画:まきりえこ
発売:2023年2月16日(木)※電子書籍同日配信
予価:本体1,150円+税
ISBN:9784046819468
発行:株式会社KADOKAWA

著者プロフィール
ぺんたん
30代男性。陰謀論にハマった母親との出来事を赤裸々につづった『母親を陰謀論で失った』(note)がバズる。現在は会社員として働く傍ら、陰謀論で家族を失った人々との交流を図っている。

まきりえこ
漫画家。「実家が放してくれません」「オトナ女子の謎不調、ほんとに更年期?」(集英社刊)。「小学生男子のトリセツシリーズ」(扶桑社刊)など、著作多数。