がんの記事を書いてきた私が乳がんに!? 育児があるのにがんもきた

がんの記事を書いてきた私が乳がんに!? 育児があるのにがんもきた

がんの記事を書いてきた私が乳がんに!?
育児があるのにがんもきた

乳がんは退院すれば終わりではなく、患者とその家族にとっては「退院こそが始まり」だった。育児・仕事・闘病、戦いつづけた5年間の軌跡―

原作者は健康系記事をメインとするライター。乳がんなど婦人科系の病気について多数の記事を取材・執筆してきたが、いざ自分が患者になってみるとまったく違う世界が待っていた。その戸惑いと苦しみ、そして家族と共に元の生活を再生していく5年に渡る姿を、包み隠さず明らかに。

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作者紹介
  • 内野こめこ
    ライブドアブログ公式ブロガー。息子が生後半年のころからほぼ毎日の記録をつづったブログ「うちのこざんまい」が人気に。著書に『うちのこざんまい子育てのヤマ場をのりこえる!』『うちのこざんまいコウくん、お兄ちゃんになる!』『うちのこざんまい2人育児の波に乗れ!』(KADOKAWA)、『こちらアニマル社商品企画部育児課』(イースト・プレス)がある。


    ツイッター:@nokonokomeko
    ブログ:「うちのこざんまい」
  • 藍原育子
    編集者・ライター。出版社に勤務後、04年よりフリーランスに。10年に長女を出産。13年に乳がんを患い、右胸の全摘手術を行う。インプラントによる再建手術、5年間のホルモン治療を経て、現在経過観察中。近年は医療系の記事を中心に執筆活動を行い、がん保険契約者向け冊子などの企画・執筆も手掛ける。

    HP:http://aiharaikuko.com/
最新刊情報
がんの記事を書いてきた私が乳がんに!? 育児があるのにがんもきた
漫画:内野 こめこ原作:藍原 育子
「私なんにもわかってなかった…」育児・仕事・闘病、戦いつづけた5年間
「2人に1人ががんになる時代」。日本人女性の乳がん罹患者数は、2019年には9万人以上と女性のがんでは最も多い。乳がんは罹患数に比べると死亡数は少なく(がん罹患数予測より)、多くの患者が手術・治療を行い、日常生活に戻る。しかし退院すれば終わりなわけではなく、患者とその家族にとっては「退院こそが始まり」なのだ。

本書の原案を手掛ける藍原育子さんは、30代後半、3歳の娘の子育て真っ最中に乳がんを患った。健康系の雑誌ライターとして知識も豊富、毎年検診を受けていたにも関わらず…。初期ながら全摘を選択、転院を経て手術を行う。「これでまた、普通の生活に戻れる」と思った退院後に、術後の痛みや体調の変化、再発への不安などから、心と体のバランスを崩す。がん患者を専門に診察する精神腫瘍科医に通院し、乳がん患者向けの整体院で体のケアを行うなどしながら5年かけて家族が再生していく、その「闘病後期」の日々を中心に1冊のコミックエッセイにまとめました。
医療監修:湘南記念病院乳腺センター 土井卓子氏/コラム監修:埼玉医科大学国際医療センター精神腫瘍科 大西秀樹氏
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