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第12回 新コミックエッセイプチ大賞 結果発表
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第12回 新コミックエッセイプチ大賞 結果発表
受賞作品
1次審査通過作品
編集長総評
受賞作品
今回も多数のご応募ありがとうございました!
応募総数200通を超える作品のなかから選ばれた受賞作を発表します。
『かわいいマイナーアニマルずかん/イルカはフグ毒でハイになる?』
いぬころすけ
講評
毛むくじゃらのブタ「マンガリッツァ」やサバンナに住むウシ科の「ジェレイク」など、耳なじみのない動物や、イルカやウニなど誰でも知っている動物の意外な生態をユーモアあふれる表現で描く動物マンガ。作画に安定感があり、色使いもポップで好感が持てる。一方、キャラクター造形やテーマの類型化が進みすぎているきらいがあり、先行する類書とは異なるオリジナリティのある表現を模索してほしい。
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『おきばりやす! 舞妓はん』
松原 彩
講評
舞妓、芸妓の知られざる世界をコミカルに描くコミックエッセイ。経験者でないとわからない「特殊な日常」を丁寧にまとめ、読者にストレスなくテンポよく進める構成力が光った。作画面はまだ伸びしろが大きいので、画材の選定、線画や背景の練習を積み重ねて画力を磨いてほしい。また、後半で描かれる4コママンガがとても魅力的だったので、この形式で書籍にまとめてみるのも面白いかもしれない。
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第12回 新コミックエッセイプチ大賞 1次審査通過作品
審査会にて1次審査を通過した全作品の講評を掲載します。
『里親探し』
東西
講評
ボロボロで命の危険さえある捨て猫を拾った作者によるコミックエッセイ。猫を救う様子が緊張感とともに描かれている。飼いたくても家の事情で飼うことは叶わず、それでも猫を助けたい一心で動物病院へ通う姿には心打たれた。猫を描くコミックエッセイがたくさんある昨今、猫の造形はとても重要で、その意味では作画に改良の余地は多々ある。また、本作のようなシリアスな内容を読者にいかに興味を持って読んでもらうかという工夫も必要だろう。
『アル中キャバ嬢が入院したって話』
おやすみ
講評
弱冠二十歳にしてアルコール依存症になってしまった作者のリアルな心情が伝わってくるコミックエッセイだった。「描きたいこと」のアウトプットはよくできている一方で、「伝えたいこと」の検討が不十分に感じた。誰もが経験し得ない過酷なエピソードを通して、読者にいちばん伝えたいことは何かを冷静に熟考してほしい。テンポは良く、切実なテーマであるだけに、ぜひブラッシュアップされた作品を読んでみたいと思った。
『最強の不妊治療~怒りのメスロード~』
まみやまみ
講評
不妊治療は昨今ますます切実なテーマとなっており、コミックエッセイとして発表される作品も増えてきた。本作はそうしたセンシティブで描き方の難しいテーマに対して、「勢いと笑い」に振り切って立ち向かっていく姿勢が高く評価された。きっと本作を読んで気持ちが楽になる読者はいる。その意味では入賞してもおかしくない作品だったが、一方で現在進行系で悩んでいる人たちのなかには、本作の作風を楽しむ気持ちになれない人も多いのではないか。選考会でも意見の割れる作品だった。
『コロナ禍で旅行に行けなくなった社畜の元気の出し方』
きと
講評
コロナ禍の生活をテーマにする応募作品のなかでは、本作が共感度が高かった。なかなか発散しづらい日々のストレスに対して、工夫をこらして向き合っていく様子が描かれている。コロナ禍に限らず生活の知恵として活かすことができそうな内容が可能性を感じさせ、審査会では一部の編集者に刺さった。一方で、描かれたエピソード以外にもっとネタがあるのか、内容を深堀りしてさらに読者への共感を増すことができるのか、など疑問の声もあがった。
編集長総評
第12回「新コミックエッセイプチ大賞」総評
第12回「新コミックエッセイプチ大賞」を開催しました。
今回は長年の念願だったWEB応募も受け付けることができ、そちらにもたくさんのご応募をいただきました。リニューアル前の「コミックエッセイプチ大賞」と合わせて通算41回目の開催となる今回の応募作品数は約200作品。そのなかから『かわいいマイナーアニマルずかん/イルカはフグ毒でハイになる?』と『おきばりやす! 舞妓はん』の2作品が入賞となりました。おめでとうございます!
『かわいいマイナーアニマルずかん/イルカはフグ毒でハイになる?』は、様々な動物の面白おかしい生態を可愛くポップなイラストや漫画とともに解説する生き物コミックエッセイです。作者のいぬころすけさんは『アルティメットジャンケン』という作品で既にデビューされていて、イラストの安定感と読者の興味を引きつける構成力はさすがの力量でした。
実はコミックエッセイプチ大賞は現役の漫画家さんや、かつてプロとして活躍されていた作家さんからの応募がめずらしくありません。いわゆる一般的な漫画とコミックエッセイでは描く際のポイントが異なることも多いので、必ずしもプロの方が有利でないというのは過去の受賞作品を見ても言えることですが、今後もコミックエッセイにチャレンジしてみたいというプロの方からの応募をお待ちしています。
『おもしろい! 進化のふしぎ ざんねんないきもの事典』や『わけあって絶滅しました。 世界一おもしろい絶滅したいきもの図鑑』といった本がヒットしたことで、イラストや漫画を使って生き物の生態を伝える作品が近年たくさん刊行されています。コミックエッセイというジャンルの大きな武器として、「難しいことをわかりやすく伝える」というものがあります。今回入賞した『かわいいマイナーアニマルずかん/イルカはフグ毒でハイになる?』も、一見マニアックとも思える知識を笑いながら学べる作品になっていました。生物・動物の生態をテーマにしているという点では類書が多いので、ぜひそのなかで特色の出せる作品に仕上げていっていただきたいと思います。
もうひとつの受賞作『おきばりやす! 舞妓はん』は、舞妓さん、芸妓さんたちの知られざる日常をコミカルに描いたコミックエッセイです。
「その人だけの特別な体験や経験を描くことで、読者が知らない世界を覗き見できる」というのもコミックエッセイの大きな特徴の一つですが、この作品はまさに、なかなか誰もが経験できるものではない舞妓、芸姑の生活を等身大に描いています。ドラマや映画、創作コミックなどで舞妓・芸姑の世界を描いた作品はいくつかありますが、本人が自らの手で描いたコミックエッセイとなると他にはあまり見当たらず、一つ一つの描写にリアリティが宿っていました。審査会では、私を含め何人かの編集部員が驚いたり感心したりしながら読んでいました。特に応募先の後半に描かれた4コマ漫画は面白かったので、他のエピソードもたくさん読んでみたいと思いました。
画力という側面ではまだまだ課題も多い作品ではありますが、他の人に描けないテーマを持っているというのはそれだけで大きな武器になります。唯一無二のコミックエッセイとして書籍化されるのを楽しみにしています。
今回プチ大賞を受賞された方々には、賞金10万円と、編集部より担当が付き、書籍化に向けて動き出すことになります。すてきなコミックエッセイ作品が完成することを期待しています。
また、次回の新コミックエッセイプチ大賞でも引き続きWEB投稿を受け付ける予定です。準備が整い次第、コミックエッセイ劇場のツイッターアカウントなどでお知らせしますので、ご確認いただけると幸いです。
次回の新コミックエッセイプチ大賞も、たくさんのご応募を心よりお待ちしております。
コミックエッセイ編集部
編集長 山﨑 旬
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