わたし宗教

わたし宗教

著者:もつお
私は座布団に座る時、左右の床を2回ずつなでるように触り、前後の床を4回同じように触り、そして神様に報告してから座ります。だってそれは、神様からの命令だから――。
高校時代に強迫神経症を発症した著者が、「自分のなかの神様」にとらわれていた当時の生活を丁寧に、時にユーモラスに描くコミックエッセイ。

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作者紹介
  • もつお
    関西出身。高校時代に強迫神経症を発症し精神科病院に入院。
    その過程を描いたコミックエッセイ『わたし宗教』で大学在学中にコミックエッセイプチ大賞を受賞。
    受賞作品を約3年間かけて描き直した本書がデビュー作となる。