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コミックエッセイプチ大賞 一次審査通過作品&講評

コミックエッセイプチ大賞

全31回を数えた「コミックエッセイプチ大賞」をリニューアルし、
新たにスタートした「新コミックエッセイプチ大賞」も今回で7回目。
たくさんのご応募、ありがとうございました。
ここでは、審査会にて一次審査を通過した全作品の講評を掲載します。

コミックエッセイ編集部では新たな才能との出会いを心待ちにしています。
次回の締め切りは2019年8月末日(消印有効)です。
編集部をうならせる作品をどしどしご応募ください!

『ひきこもり女子コモゴモ1歩』

かのかほ

可愛らしい絵で読みやすく構成されている。ひきこもり以外の環境で「生きづらさ」を抱える人も共感できるよう、心理描写と解決の過程をもっと丁寧に描いてほしかった。

『だんな様は依存症』

里山 海

家族の依存症(本作の場合はパチンコ依存)という、シリアスながら実は誰にとっても他人事ではない可能性のあるテーマが新鮮。絵柄が特別魅力的とは言えないものの、切実な内容を丁寧に描こうという姿勢が伝わってくる。依存症への認識や理解、向き合い方をもう少し深く描き込んでほしかった。

『ビジネスパートにゃ~』

山中正大

男性にも女性にも好まれそうなポップな絵柄と、ゆるい雰囲気に好感が持てる。
猫視点と著者視点の描写が混在して少し読みにくいので、著者視点だけに定めた方がよい。

『趣味を見つけるならとりあえずカルチャーセンターに行ってみたら?』

万理

テーマが面白く、また登場人物たちの心の動きを優しい目線で描けていて好感が持てる。
ただし主人公=作者が「趣味のない人」ではないという設定上、どうしても感情移入がしづらい部分があり、趣味の紹介に終止しているようにも読めてしまう。絵柄もやや古い印象があった。

『おとうとっ!』

中村日了杏

重い病をもつ弟を「かわいい」という視点で明るく描こうとする姿勢や、かわいらしい絵柄が好印象。
表現や演出的には拙い部分も多く、読者の共感を誘うには未熟な点も残る。
1ページ単位でオチをつける4コマという表現にこだわらず、漫画としての表現力を深めていってほしい。

『巫女OL』

吉良さゆり

ギャグのテンポやノリの良さは高評価。ただ、巫女さんネタと腐女子ネタがあまりリンクしておらず、それぞれ独立した別の漫画に感じてしまった。腐女子で巫女さんという個性を上手くいかしたネタを自身の経験から発掘していってほしい。

『私的スケッチ「今日みた日常」』

中村

やさしいタッチの絵柄で雰囲気があり、どのネタにも思わず引き込まれた。
ただ「今日みた日常」というテーマ自体がやや曖昧で、誰に向けて描いているのかが不明瞭な印象になってしまっているのが残念。もう少しテーマを整理し方向性を定めるだけで、内容も深まり、より読みやすくなるはず。

『それでも、かんごし。―色々形があっていい―』

せやろか

経験があるからこそ描ける患者さんとのエピソードや看護師としての生活が魅力的に描けている。
文字量と描きたい内容が多すぎて読みづらくなっているので、その点に注意してほしい。

まだまだお待ちしております!

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